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112件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-11-26 第200回国会 参議院 法務委員会 第7号

確定判決有罪とされた事件再審裁判のやり直しの請求がされ、再審開始決定を経て再審無罪確定するという事件が相次いでおります。二〇一〇年の足利事件、一一年の布川事件、一二年の東電女性社員殺害事件、一六年の東住吉事件、そして今年三月の松橋事件などと続いております。しかし、例えば松橋事件宮田浩喜さんは、雪冤を果たすのに三十四年掛かりました。多くの事件で同じ傾向にあります。  

山添拓

2019-11-26 第200回国会 参議院 法務委員会 第7号

山添拓君 全然お答えいただいていないんですけれども、今既に起こっている事件で、無罪判決再審無罪を得るためにこれだけ時間が掛かっていると、その理由を、理由についての所感を伺ったのでありまして、個別の事件、それはまあ個別の事件はいろいろ傾向、それぞれの事情がありますけれども、どの事件も押しなべて長期間掛かっております。

山添拓

2019-05-15 第198回国会 衆議院 法務委員会 第16号

再審無罪判決が出ましたけれども、おくれました。その間に、宮田さんの病状は悪化して、再審請求人だった御長男は亡くなってしまった。  私も取り上げました大崎事件では、三次にわたる再審請求で、三回も再審開始決定が出たにもかかわらず、いずれも検察抗告をしたということで、今も審理が続いている。原口アヤ子さんは既に九十二歳です。  冤罪被害者の人生を更に深く、更に長く傷つける。

藤野保史

2019-04-09 第198回国会 参議院 法務委員会 第5号

糸数慶子君 把握されていないということですが、これは、日本最初再審無罪事件は、恐らく一九三四年、昭和九年の新潟の放火事件であろうと、これは昨年のNHK、「時論公論」という番組で紹介をしておりました。  通告はしておりませんが、山下大臣は、岡本梅次郎という名前を聞いたことはございますか。

糸数慶子

2019-01-24 第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

この事件再審無罪となれば、検察の信頼が地に落ちるのは何度目になるのでしょうか。行政当局過ちを犯すし、検察官証拠隠しをしてしまう、この事実をスタートラインとしなければ進歩はないと思います。この事実を受け入れ、証拠隠しをしにくく、かつ発見しやすい制度をつくっていくことが不可欠と思います。

山口和之

2019-01-24 第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

山口和之君 法務省検察庁が犯してきた過ちには、全員が無罪となり国家賠償も認められた福島県の松川事件や、無期懲役確定判決再審無罪となった布川事件などのような証拠隠しによる冤罪事件が挙げられます。  証拠隠しによる冤罪事件について、当該事件を担当した検察官が処分を受けたことはあるのでしょうか。また、検察官証拠隠しによる冤罪事件を防ぐための効果的な制度は存在するのでしょうか。お答え願います。

山口和之

2018-04-13 第196回国会 衆議院 法務委員会 第8号

配付資料の二は、同じく日弁連資料で、主な再審無罪がかち取られた事例であります。  これだけの冤罪、あるいはこれだけの無罪事例が積み上がってきている。この一つ一つが、まさに筆舌に尽くしがたい、痛苦の経験であります。私たちはここから本当に学ばないといけない、このように思っております。  冤罪を生む要因一つとして、自白あるいはその自白を生む取調べの問題点というのが指摘されております。  

藤野保史

2018-04-13 第196回国会 衆議院 法務委員会 第8号

検察当局におきましても、先ほど申し上げましたとおり、検察改革について不断に行っているところでございまして、無罪判決再審無罪判決があった場合には、当該事件に関しまして、捜査公判活動問題点について検討をするほか、捜査公判に関し反省すべき点について、必要に応じ、検察庁内で勉強会を開催したり、検察官が集まる各種会議の場におきましても事例報告などをいたしまして、検察官の間でこの問題につきましての意識を

上川陽子

2018-04-04 第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号

最高裁の迅速な判断と、再審無罪を強く求めたいと思います。  その上で、そもそも現行再審制度そのものについてお聞きしたいと思うんです。  二〇一六年に刑訴法の改定が行われましたけれども、その際も、この再審には全く手が触れられておりません。この再審制度というのは、現行法規定でいうとわずか十八条しか規定がありません。

藤野保史

2018-04-04 第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号

これは、九十歳を超えていらっしゃる原口さんに対して、存命中に、命あるうちに法廷で再審無罪の言渡しを聞いてもらわなければならないという裁判所姿勢のあらわれだというふうに私は思います。日弁連の、先ほどの配付資料の二枚目も、まさに、こうした詳細かつ説得的な理由を付した上で迅速な決定を行った高裁の姿勢を高く評価する、そういう声明を出しているわけです。  

藤野保史

2018-04-04 第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号

この小委員会というのは、大正時代に起きた事件被告とされて、その後約半世紀にわたって冤罪を訴え、最終的には一九六三年に再審無罪をかち取った吉田石松、いわゆる吉田巌窟王事件というものを契機に、一九六三年に確定したものですから、その前後に開かれた委員会であります。この小委員会は、計一年の時間をかけて、閉会中審査含めて四回の審議を行っております。  

藤野保史

2018-03-22 第196回国会 参議院 法務委員会 第3号

その場合、速やかに再審無罪確定すべきなのであって、特別抗告をして、あの死刑執行が停止をされて、国民みんなが目の当たりにした袴田さんのむごい姿、お姉さんも高齢になっています。これ以上争い続けるなんていうことは、これはあり得ないと。  そうした中で、弁護団はもちろんのことですが、支援団体皆さんからも、検察庁法十四条に基づく大臣指揮監督権限を問う強い声が出ているわけですね。

仁比聡平

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

政府参考人林眞琴君) 委員指摘のとおり、過去に、捜査段階自白有罪確定した後に犯人ではないことが明らかと認められるような証拠が発見され再審無罪となった事件があることは事実でございます。検察当局においても、このことを重く受け止めているものと承知しております。  そのような事態が生じた原因につきましては、これは各事案ごとに様々であると考えられます。

林眞琴

2016-04-14 第190回国会 参議院 法務委員会 第7号

ところが再審無罪でしょう。何の反省もないのかと。  私は繰り返し、この戦後刑事事件冤罪第三者機関による検証を求めてきましたけれども、政府はずっと否定をしてきました。その下で申し上げて、大臣も否定できないでしょう、自白危険性。という問題について何の検証もせずに、その録音、録画を裁判でどう使うのか、その法案の審議の前提を、私、欠いていると思うんですね。  

仁比聡平

2015-12-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第41号

そこで、冤罪問題にもちょっと入らせていただきたいんですけれども、これは事務方答弁をお願いしたいんですが、まず、再審無罪判決、ここ数年でも何件も、何度となく出てきております。もう委員会皆さんは重々御承知だと思いますが、足利布川氷見東電OL事件、あと最近十月でいえば大阪少女強姦事件、あれも再審無罪となりました。  

鈴木貴子

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

二〇〇七年十月に再審無罪判決が言い渡されたいわゆる氷見事件では、捜査機関が押収していた電話通話履歴の中に被告人のアリバイを裏づける情報がありました。しかし、公判ではそれが取り調べられないまま有罪判決が言い渡されていました。  再審開始を経て二〇一二年十一月に無罪判決確定したいわゆる東京電力女性社員殺害事件では、再審開始決定した後になって、検察官から被告人側に新たな証拠が開示されました。

宮村啓太

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

数々の冤罪事件、もちろん再審無罪になった例もありますが、結果として裁判所が誤った判断をする、誤った判決を出す、あるいは無実の人を長期間勾留してしまう、この構造的な原因というのはどこにあるというふうに考えておられますか。私は、一つには、証拠が不足している、無罪を立証する決定的な証拠が明らかになっていなかったということなどもあると思うんですが、お願いいたします。

清水忠史

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

これまで数々の冤罪事件で、通常審で出されなかった証拠がその後明らかになって、再審無罪となった例があったかと思うんですが、再審請求審での証拠開示を盛り込まなかったということで危惧されている点、あるいは大澤参考人自身要望されていることがありましたら、端的にお聞かせいただけるでしょうか。

清水忠史

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

そういった当時の捜査メモの新たな出現によってようやく再審請求が認められて再審無罪になったというのは、この布川事件だけではなくて、例えば東電OL事件ゴビンダさんだってそうです。証拠開示によってDNA鑑定ができた。言うならば、栃木の足利事件も、同じく証拠開示によって、新たなDNA鑑定の結果、菅家さんは犯人ではないということで再審無罪が言い渡されたわけです。  

鈴木貴子

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

「近時、再審無罪事例が相次いでいるが、その再審請求審段階における証拠開示が十分でなかったとの指摘がなされている。」とあり、最後に、「この問題については、通常審における証拠開示の在り方についての具体的な検討結果を踏まえ、必要に応じて更に当部会検討を加えることとする。」と結んでおりますが、これはこのとおりですか。

清水忠史

2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号

あくまでも議論の場ということであれば、例えば、実際に、捜査関係者司法関係者だけでなく、再審無罪確定した、東電OL事件でいえばゴビンダさんであるとか布川事件桜井さん、杉山さん、冤罪当事者皆さん八人の方が、実際にはもう要望書部会の方にも提出され、同時に、なぜ私たちの声を聞かないんだ、こういった要望意見書まで提出をされているわけであります。  

鈴木貴子

2015-06-04 第189回国会 参議院 法務委員会 第15号

二〇〇九年に施行されたわけですが、その直後に足利事件菅家さんが無罪ではないかという重大な問題が起こって、その後、再審無罪確定をします。村木事件も発生し、布川再審無罪判決確定をします。昨年は袴田事件についての再審開始決定も行われ、政府は、というか検察は争っておられますけれども、せんだって志布志事件国賠訴訟確定をした。

仁比聡平

2015-05-28 第189回国会 参議院 法務委員会 第14号

これは同じ年の五月にDNA鑑定他人であるということが分かった事件で、私もその弁護団の一員として活動しておりましたが、この足利事件、また布川事件東電女性社員殺人事件等再審無罪になるということで、連日マスコミを騒がせたのは御記憶のことだというふうに思います。昨年は死刑事件であります袴田事件、これが、まだ即時抗告審が続いておりますが、再審開始決定が出ております。  

泉澤章

2015-05-19 第189回国会 衆議院 本会議 第25号

古くは大正時代無実強盗殺人の罪を他人虚偽供述によって負わされ、二十一年間の拘留、五十年を経てようやく無罪となった吉田巌窟王事件を初め、最近でも、先日、十二人の無罪となった人たち賠償判決の出た志布志事件再審無罪となった足利事件布川事件、そして再審決定した袴田事件など、日本刑事捜査の問題を見直す根本解決の手段の一つが、この取り調べの可視化だったはずです。  

井出庸生

2015-05-19 第189回国会 衆議院 本会議 第25号

平成十九年の志布志事件富山氷見事件無罪判決平成二十二年の足利事件再審無罪判決郵便不正事件厚労省局長無罪判決平成二十五年のPC遠隔操作事件における四人の誤認逮捕等々、これらの事例を通して、被疑者虚偽自白をさせた捜査手法や、検察官による証拠捏造犯人隠避、あるいは不十分な事前証拠開示などの問題が浮き彫りになりました。

遠山清彦

2015-04-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第5号

また、年金関係ということでございますけれども、死刑再審無罪者に対し国民年金給付等を行うための国民年金保険料の納付の特例等に関する法律が制定されまして、これに基づきまして、死刑再審無罪者につきましては、身柄拘束期間中に年金保険料を支払っていなかった場合、改めて年金保険料を納付することができるようになり、また、年金保険料が支払われれば、年金特別給付金を受け取ることができるようになったところでございます

上川陽子